デュマ・フィス 『椿姫』

4.5
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アレクサンドル・デュマの私生児であるデュマ・フィス(所謂小デュマ)の作品。

青年アルマンと娼婦マルグリットの清廉で且つ悲しい恋物語である。第デュマの痛快な冒険劇的な作風とは正反対の、非常に感傷的な作風を特徴とする。

私の読書遍歴で、最も泣いた作品である。それほど読書通でもない友人には一番に薦めことにしている。

マルグリットの痛ましい自己犠牲。アルマンの誤解と苦悩と後悔。物語だから憚りなく思えるのだろうが、人間の美しさを教えられる作品である。オペラなどの題材としても広く使われているそうである。

海外の古典文学に取っ付きにくさを感じる人でも、きっと満足できると思う。感動物の小説ぶっちぎりナンバーワンである。

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